FXは個人トレーダーに特に人気の資産運用方法だから、トレードに参加するのは個人や金融機関、プロのトレーダーくらいに思うかもしれませんが、為替相場には国家や企業も参加しています。
欧米ではあまりありませんが、日本は為替相場が著しく円高に振れた時などには円売りで介入することで有名。
円高になるとニュースで取り上げられることも多いので、覚えがあるのではないでしょうか。
政府以外に為替相場に影響があるのは企業活動です。
日本にはトヨタ・パナソニックなどをはじめ、輸出型の企業が多く、世界的に製品を販売しているところもたくさんあります。
こうした企業は円だけで企業活動をしているわけではないので、事業が始まる4月には円をドルやユーロなどの外貨に換えて各国で投資したり、事業運転資金などに当てることになります。
つまり、4月には円が売られて円にの価値が安くなる傾向があるわけです。
同様に上半期が終わって下半期が始まる10月にも同様の傾向があります。
逆に3月には、それまでの企業活動で得られた収益を利益確定する動きが出てきます。
ドルやユーロなどで各国の企業活動に充てていた資金を日本円に戻して、決算を〆ようという話です。
そのため、3月にはドルやユーロで円が買われることになり、円の価値が高まりやすい土壌が整うことになります。
同じ考え方で中間決算となる9月にも円買いが進みやすいので、同様の傾向にあります。
必ずそうなるというわけではないのですが、それぞれの時期に動きやすいのも事実。
このような季節的な相場の向かいやすいさにも注目して、トレードに臨みましょう。