相場の流れを読むのに経済状況を使って分析するトレーダーをファンダメンタル派と呼びます。
ここではファンダメンタル派の投資術について概要を見ていきます。
長期的に見ると、通貨取引をする2カ国間の経済状況の違いから為替相場は変動していくものであること、第二次世界大戦後の日本は1ドル=360円から始まって今は1ドル=90円程度になっていることなどを為替相場の変動を説明するために取り上げてきました。
でも、そんな数十年単位の話をしても、いざ稼ぐって時に数十年も待っているわけにはいかないんですよね。
もっと目先のファンダメンタル要因による為替変動はどんなケースで起きるのでしょうか。
例えば考えたくないケースですが、国家財政が破たん(への懸念)から急変する場合が起こり得ます。
2008年にはサブプライムローン問題から、アイスランドのクローナが価値を急落させるという事態が起こりました。このとき、クローナで円などを事前に買って仕込んでおけば、大儲けできたわけです。
現実的なところでは、政府要人の発言やGDPなどの経済指標の発表、金利政策で変動するのに目を付けるのが一般的です。
日本でも2010年の1月に菅直人財務大臣が円安を容認する発言をしたことで、一気に円高から円安にブレた実績がありましたよね。
ほかにも先にもふれた2国間の金利差で稼ごうとするトレーダーもいますので、金利を上げる国があった場合には、その国の通貨が買われて高くなるという傾向もあります。
そのほか、各国経済指標の発表日にも注目です!
GDPや失業率などのその国の経済状況を示す指標が発表されると大きく為替相場が変動します。
そうした予定がある日にはニュースに注目しておくべきでしょう。